校長挨拶

 北海道稚内養護学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。

 

 本校は、昭和52年4月に開校し、今年度49年目を迎える、宗谷管内唯一の特別支援学校で、日本の最北にある特別支援学校です。

 今年度の全校児童生徒は32名(小学部8名、中学部10名、高等部14名)で、寄宿舎を利用している児童生徒は16名となっています。

 

 本校の教育目標は、「人々とかかわりながら、社会で役割を担う元気な人を育てる」です。

 日々の教育活動の中で、児童生徒が多くの人とかかわり、「挑戦」や「協働」を体験し、「創造」することを通して、将来の社会自立・社会参加に向けた「社会で活きる力(人間関係づくり、コミュニケーション、働く習慣、生活習慣)」を高めることを大切にし、地域の教育力を生かした活動に取り組んでいます。

 

 令和7年度、本校の重点目標は「児童生徒の笑顔が増える「学び」と「地域」と「対話」社会で活きる力を身に付けるために~」としました。

 児童生徒が、本校での学びをとおして、将来の自立及び社会参加に繋がる確かな学力の育成や教育活動全体を通じて豊かな心の育成、健康で安全な社会生活を営むための資質や能力の育成を目指します。

 そして、児童生徒一人一人が、①「学習したことや体験したことを実生活に生かす」、②「自分の考えや思いを表現する」、③「粘り強く最後まで取り組む」と、いったことができるようになるよう、児童生徒の「笑顔で学び」「できた!」「わかった!」を基盤とした授業・生活づくりに、教職員一同、努めてまいります。

 

 結びになりますが、令和7年度におきましても、「児童生徒が、笑顔で学び生活できる学校」として、地域とのつながりを大切にし、地域とともに歩む教育活動の推進に取り組んでまいります。

 つきましては、保護者等の皆様、地域の皆様、関係諸機関の皆様、そして、ご支援をいただく皆様方におかれましては、今後も充実した教育活動の推進に向け、お力添えいただきたく、お願い申し上げます。

 

   令和7年(2025年)4月

 

北海道稚内養護学校長 柴 田 和千代